赤ちゃんが小さい。でもキャンプに行きたい。そんなときどうしてますか?
前回は、お手軽な解決手段としてデイキャンプを紹介しました。
もう1つの解決手段としては、パパとお兄ちゃんだけでキャンプに行く、父子キャンプがあります。今年は6歳児、3歳児を連れて初めてチャレンジしてみましたが、準備さえしっかりしておけば意外といけちゃうことがわかりました。
この記事では、父子キャンプのコツみたいなものを書いてみたいと思います。
この記事の目次
父子キャンプでうれしいこと
1.赤ちゃんを外に連れ出さずに済む
ここの考え方は人それぞれだと思いますが、気になる人はここが心配なんだと思います。 ・赤ちゃんは体温調節が苦手で朝晩の気温変化が心配。 ・感染症に対する耐性がまだない。 ・集団浴場でお風呂が心配。 etc.
2.上の子たちを思い切り遊ばせてやれる。
・テントで泊まるという非日常を味あわせてあげたい。 ・赤ちゃんが大きくなるのを待ってたら1年以上キャンプに行けないなんてことになっちゃう。
3.ママはやんちゃ盛りの上の子達から解放されてリラックスして過ごせる。
・毎日子どもたちに囲まれて過ごしているママとしてはかなりポイント高いみたいですね。
4.パパはキャンプに行きたいぞ!
・行きたいんです!
と、一部大人の都合も入っていますが(汗) おおむね家族全員にメリットが出ます。
父子キャンプで大変なこと
一人ですべてをこなす必要がある
現実的な労働力は2人⇒1人となり、パパの仕事が大幅に増えます。果たして子供の面倒・設営・撤収を一人でこなせるか。これに尽きると思います。逆に言うと、これさえ乗り越えれば、ハッピーキャンプが待っています。がんばりましょう!
ではどうやって乗り越えるか
大事なことは色々なシチュエーションを想定して、しっかり準備をしておくことです。パパ・ママふたりがいれば、多少準備が足りてなくても現地の頑張りでどうにかなってきたかもしれませんが、一人でやるということはいざというときの余裕が少なくなっているということ。不測の事態を減らすように準備をぬかりなく。
出発までのママの協力も大事です。ママは現地でやっていたことは、パパがこれまでやっていなかったこと。パパだけでもできるように考えておく必要があります。
出発まで
たんこぶ家の場合、キャンプ道具の準備はパパ担当。子供たちの衣類などの準備はママ担当です。父子キャンプでも準備のところはママにやってもらいます。さらにパパでも使い方がわかるようにセット化して、メモを書いてもらっています。セット内容は以下の感じ。
- おむつ交換セット
- 食器&お手拭きセット
- お風呂セット
- パジャマセット
- 2日目服装セット
- 予備服装セット(夏場は水遊びで濡れるので多めに)
- 水着セット(夏場のみ)
現地についたら時間との勝負。セット化しておくと必要なものがぱっと取り出せるので、とても助かります。
現地についたら
まずはタープやテントの設営。できるだけ子どもたちと一緒にやりましょう。パパがテント設営を一人でやってしまうと、子どもたちはやることがなくなってしまいますから。
といってもちっちゃい子供にできることってなかなかないですよね。たんこぶ家の場合6歳の長男は荷物運びなんかで戦力になりつつありますが、3歳の次男には、打ち込み終わったペグを叩いてもらったり、設営が終わったタープのポールを支えてもらったり(笑) とりあえず雰囲気で協力してもらっています。いつの日か、戦力になる日を夢見て。本人がそこそこがんばった気になってもらえたらそれで成功です。
設営の順番もちょっと工夫。まずタープをさっと設営して、机と椅子をセット。子どもたちはおやつタイムに入ってもらいます。パパも一服したい気持ちを必死に抑えて、その間にテント設営を含めた残りの作業をやってしまいます。
無事テント設営が終わったらお疲れ様でした。ここでようやくビールで一服。このビールはうまいですよ!おやつタイムを終えた子どもたちが遊ぼうと誘ってきますが、シャボン玉セットを与えてパパはしっかり休みましょう。頑張りすぎるとあとが続きません。
ここまでどうでしょうか?もしかしたら戦意喪失のパパさんがいるかもしれません。そんなときはコテージやトレーラーハウスなんかを検討してみてはいかがでしょうか?テント設営のところはパスできますよ。先日、森のひとときでトレーラーハウス泊をしてきました。ハロウィンイベントがあったのでテントを張る時間を節約できたのはすごく助かりましたね。
寝床が確保できたところで、次に進みます。
晩御飯
晩御飯は、キャンプで一番楽しいところかもしれませんね。おすすめはバーベキュー。パパだけでも簡単ですよね。肉や野菜を焼くだけ。
主食をどうするかが悩みどころですが、
- おにぎりを網で焼いて焼きおにぎり。醤油を忘れずに。
- フランスパンを焼いて、オリーブオイルで食べる。アヒージョにすると最高。
- 男は黙って肉一筋。コメなどいらん!
なんてところでしょうか。
ちょっとがんばって鍋でコメを炊いてみるのもいいですよー。失敗もキャンプの思い出(笑)
撤収
一番、大変なところだと思います。ポイントは早起きと、朝ごはんを簡単にすること。慣れないうちは撤収時間をきっちり確保することに注意を払ってください。カップラーメンにするなどの割り切りもありだと思います。
今年のたんこぶ家・父子キャンプは基本朝はレトルトカレーです。コメを炊くのはすっかり慣れたのでほとんど苦にならず、カレーも鍋にお湯を沸かして温めるだけ。朝からしっかりお腹いっぱいになれて個人的には気に入っています。
寝坊は最悪です、先日はトレーラーハウス泊という楽ちんスタイルにも関わらず寝坊のせいでチェックアウトギリギリでばたばたする羽目になりました。皆さんお気をつけて。
遊び
子どもたちにとって、いちばん大事なところ。父子キャンプでどうしても手薄になってしまうところです。テントの設営、ご飯の準備。忙しくて一緒に遊んでやれないんじゃないか?心配だと思います。
確かに子供とゆっくり遊ぶ時間はママが居るときと比べて減ると思います。一応、子どもたちが暇しないように下記のグッズは持っていくようにしています。シャボン玉は液の補充を忘れずに。
- シャボン玉セット
- ストライダー
- キックボード
- 虫取り網&カゴ
- 水鉄砲セット
まとめ
二人目が生まれたときは、赤ちゃんが小さいうちはキャンプは封印してしまっていました。長男はちょっと不満だったでしょう。今年、三人目が生まれて父子キャンプに行こうと思ったのは、前よりもキャンプに慣れてきたせいもあるんだと思います。
行ってみれば意外となんとかなりますし、子供も大人も成長できます。
案ずるより産むが易し。準備と心構えさえあれば、そこまで心配はいりません。キャンプ場は子どもたちにとっても日常の合間にある非日常の世界。ママがいなくて不便はあると思いますが、きっとなにか新しい発見をしてくれるんじゃないでしょうか。だからこそ赤ちゃんが小さいからと言ってあきらめず、子どもたちを外へ連れ出していきたいと思っています。
ほかにも
赤ちゃんが小さいときのキャンプ。父子キャンプ以外の手もありますよ。興味があれば、ぜひ御覧ください。
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