もう怖くない!!武井バーナーの炎上のメカニズムと点火のコツ。

もう怖くない!!武井バーナーの炎上のメカニズムと点火のコツ。

こんにちは!たんこぶ家のパパたんこぶです。そろそろ夜は寒くなってきましたね。これからの時期のキャンプは、ぼちぼち寒さ対策を考えた方がいいかもしれません。

去年のちょうど今頃ですかね。たんこぶ家でも念願のキャンプ用の石油ストーブ「武井バーナー」をゲット!!秋キャンプで心配な夜の寒さを快適に乗り切ることができました。

武井バーナーでよく話題になるキーワードとしては「炎上(笑)」。これが心配で購入を躊躇する方もいらっしゃるとか。

パパたんこぶもネットの炎上記事(なんか別の意味みたいですね)を見て、最初はかなりビビりましたが、自分でやってみたら全く問題なく使えて拍子抜けでした。成功率100%。ちゃんとした手順を踏めば炎上することなんてまずないと思っています。簡単なコツですが、ご紹介したいと思います。

この記事は、

  • 武井バーナーに興味があるけど、扱いが難しそうなのが心配。
  • 武井バーナーを購入したので、点火の手順が知りたい。
  • 武井バーナーの燃焼のメカニズムが知りたい。

そんな方のご参考になると嬉しいです。

P1060213

武井バーナーのメカニズムについて

点火のコツを掴むにあたって、メカニズムがわかっていると理解が早いです。

ちょっとマニアックな内容になると思うので、手っ取り早くコツが知りたい方は、この項目は飛ばしてもらってOKです。

武井バーナー特有のきれいな青い炎を出すためには、灯油をしっかり加熱して気化させてやる必要があります。

その仕組を下の写真で説明しているのでご覧下さい。液体の灯油がプレヒートされた高温のパイプを通ることで加熱されて気体となり、ノズルより噴出する仕組みとなっています。 180929 explanation takei burner

この気化が不足すると液体のまま灯油が噴出してしまいます。液体の灯油は、気体と比べて密度が100倍以上。つまり気体の灯油であれば適正な量が噴出するはずが、液体のままだと想定の100倍以上の灯油が出ていってしまうことになります。

厳密に言うと、気体と液体では粘性が異なるため(液体のほうが粘っこい)、100倍ってことはないかもしれませんが、それでも適正量よりはるかに大量の灯油が噴出すること言うことです。

そして、その大量の灯油に火がつくと。。。

炎上!!! P1060244

こわいですね〜。良い子は真似しちゃいけません。

これが巷で有名な、「炎上」のメカニズムです。

武井バーナーで、炎上を防ぐために

もうわかりますよね。簡単です。

しっかり灯油を気化させてやればいいのです。

そのためには、しっかりとフレームプレートを加熱すること。気をつけるのはこれだけ!! P1060238

製品の説明書によると普通2〜3分。冬場で3〜5分ほどとなっています。寒いと暖まるのに余分に時間が必要ということですね。

点火の手順

ということで、これまでの説明を踏まえて点火の手順を書いていきます。

炎の様子がわかりやすいのでヒーターを外した状態の写真を載せていますが、ヒーターありでも問題ありません。また武井バーナー501で説明しますが、武井バーナー301の場合はポンピングのところで圧力計があるかどうかくらいで基本的には同じだと思います。

ポンピング

各部の栓がしっかり閉まっているのを確認したら、まずはタンク内を加圧していきます。内ホヤ・外ホヤ(フレームプレート上の蓋のような部品)を載せるもの忘れずに!

ちなみにうちの武井くんは時短のためにポンプ部分を空気入れ用接続金具に交換して、自転車用の空気入れが使えるようにしています。これはポンピング作業がすごく楽ちんになるので、かなりオススメです。 P1060232

ポンピングの目安ですが、圧力計の目盛りで0.15MPaくらいが目安です。空気入れを使うと10回もいらないくらい。楽ちん! P1060231

プレヒート

いよいよプレヒート。いちばん大切な工程です。

ここで使用する予熱器ですが、灯油を液体のままタンク内の空気と混合して霧状に噴出する仕組みとなっています。

えっ?それって炎上してしまうんじゃ?

って思っちゃいますよね。大丈夫です。

予熱器は液体の灯油を噴出するように穴の大きさが設定されており、炎上するほど大量の灯油が吹き出ることはありません。気体になった灯油を噴出するメインノズルとは設計思想が違うんですね。

予熱器のハンドルをひねり、噴出する灯油にライターで火を点けます。 P1060234

最初は白い煙が出ますが、これは気化しきれない液体の灯油です。フレームプレートの温度が上がると徐々に煙は消えて炎に変わります。

もう一度書きますが、プレヒート時間の目安は普通2〜3分、冬場で3〜5分。気温が低いと温めるのに余計に時間がかかります。後は風が強いときも熱がどんどん風に奪われてしまうので、余分に加熱時間が必要です。

ポイント
予熱器はタンク内の空気を使うので、タンクの内圧がどんどん下がっていきます。時折、ポンピングして内圧を保ってやりましょう。

点火

十分に予熱されたら、いよいよ点火です。

メインバルブのハンドルをひねると、気化した灯油が噴出し点火します。ここでプレヒートが甘いと。。。

炎上です。でも落ち着いて。すぐハンドルを戻せば大丈夫。赤い炎が出たらすぐハンドルを戻す気構えでやりましょう。 P1060243

このくらいになると後一歩。もう放っておいても大丈夫なレベルですね。自ずと温度が上昇していきます。 P1060248

そして、これが完成形。武井バーナー独特の青い炎が美しいですね。 P1060252

ちなみにハンドルを全開まで開けるとメインノズルを掃除するための針が出て火力が落ちます。全開の少し手前が最大火力となりますので、調整してみて下さい。

よろしければ動画もどうぞ。シュシュシュシュという小気味良いこの音も武井バーナー独特ですね。

まとめ

ヒーターを取り付けてみました。暖かそうですね。今年も秋冬キャンプで活躍してくれそうです。 P1060260

以上、ご参考になると嬉しいです。

おしまい!!

参考記事

前々から気になっていた武井バーナーことパープルストーブをついに購入したときの記事です。購入に至った経緯、数あるライバルの中でなぜ武井バーナーだったのか。そのあたりを書いてみました。よろしければご覧ください!

関連記事
ついに武井バーナーをゲット。冬キャンプの暖房はバッチリ?
末娘も歩けるようになり、ようやくたんこぶ家のキャンプ活動も本格化。ママもいつの間にやらキャンプ好きになってくれた様子で、今年はまだまだ行きたいね、なーんて言っています。 というこ






関連記事



コメントとトラックバック

  • Comments ( 1 )
  • Trackbacks ( 0 )
  1. By kayaker

    きっと長年使っているとノズルの穴が拡がりプレヒートの際の加圧でノズルから液体の灯油が漏れ、加熱バーナの火が燃え移り炎上になります。

    もし、そうなったらメンテに出せば良いだけですが、私の場合、2つの方法で対応しています。
    ・ノズルは通常燃焼の位置(開く)
    ・加圧しない
    ・燃料キャップのバルブ(開く)
    状態で
    (1) 付属のバーナーではなく、適当なガスバーナー、あるいは(2)ノズル下の受け皿にアルコール満タンにして十分に加熱して
    ・燃料キャップのバルブ(閉める)
    ・加圧、着火。

    消火は 燃料キャップのバルブで圧抜き、ノズルは開いたまま。

    風の強い時は「ガスバーナー」、風のない時は「アルコール」です。
    (ほとんどアルコールです。ランタン:ペトロマックスも同じ方法で点灯しています。)

    付属のバーナー使うと煤が着くのが嫌で長年こうしてます。

コメントをどうぞ

*